[12月の発表者]

12月例会は12月9日開港記念会館で開催されます。

12月の発表は古代、中世、近代とバラエティに富んだ演題が揃いました。よく知られた歴史人を三者三様で掘り下げていただきます。多くの会員の参加を期待しています。どうぞお楽しみに。

吉田 友雅さん 演題『 武田家滅亡から学ぶ 』
武田家滅亡というテーマにおいて、特に武田勝頼に対する裏切りのが多い中で、勝頼に味方し自分の命を捨てた高遠城藩主仁科盛信に関心を持ちました。現場第一主義で何としても高遠城を訪れたいと考えたのは、少しでも詳しく知るためでした。8月に資料を集め、9月初旬に現地訪問と計画しましたが台風、白内障手術また身辺に不幸等もあり、時間がかかり、11月13日、14日の1泊2日で実施することができました。高遠城は難攻不落の城であり、織田信忠に攻め敗れ、このことが勝頼の敗北に大きなを影響を与えたと考えています。
また今回、現在の盛信の歴史的な評価等も知ることが出きました。
とにかく少しでも自分が感じたことを発表したいと考えております。

 

西山 達夫さん 演題『資本主義経済確立の主導者、「渋沢栄一」に学ぶ』

 

加藤 導男さん 演題『坂上田村麻呂とは 』
昨年の研究発表は、「前九年、後三年の役」を採り上げました。これは源氏が陸奥国の安倍氏・清原氏を攻めた反乱でしたが、今年はこれを遡る平安時代前期の蝦夷(ヱミシ)を攻略した坂上田村麻呂について調べてみました。ただ、田村麻呂は渡来系の人物ですが、人望もあり、桓武天皇に 仕えながら、「薬子の変」でも活躍する等、私なりに“平安前期の巨人”と称する人物と思え、古代史は苦手な分野ですが、実り多いものでした。

*各氏の発表内容の詳細は「横歴例会のご案内」をご覧ください