[横歴通信1月]令和4年定期総会・新春講演会


言水(ごんすい)/江戸前期の俳人。別号紫藤軒。奈良の人延宝年間、江戸へ出て談林俳諧の全盛期に芭蕉らと交流し活発な撰集活動を展開、先駆的俳人に数えられる。京都に在住し、大和、北陸、山陰から九州まで俳壇勢力を伸ばして元禄俳壇の重鎮の一人と仰がれた。編著『東日記』『新撰都曲(みやこぶり)』『初心もと柏(がしわ)』等。
*和田の原(わたのはら=大海原)

神奈川県で1月の行事は箱根駅伝・七福神めぐり等、色々ありますが、近場の一つを紹介します。師岡熊野神社の筒粥神事は天暦3年(949)より毎年1月14日に行われ、1073回目となります。横浜市の無形民俗文化財にも指定されていて、神事の後、大釜で炊き上がったお粥が振る舞われます。これを食べるとその年は風邪を引かないと言い伝えられています。2022年(令和4年)も健康に過ごしていきましょう。

令和4年定期総会・新春講演会のご案内

■第1部 令和4年度 定期総会
午後1時10分~2時10分
1月8日(土) 場所:技能文化会館・多目的ホール 中区住吉町2-4-7 TEL.
045-664-9400
JR関内駅南口より徒歩5分・地下鉄伊勢崎長者町駅2番出口より徒歩3分

■第2部新春講演会 午後2時30分~4時00分
古代の朝鮮半島と日本・中国の三国関係をひも解く『白村江の戦いから羅唐戦争へ』
講演参加費 1000円
講師 学習院大学東洋文化研究所 植田喜兵成智(きへいなりちか)先生
当日皆さんの疑問・質問にお答えいただきます。乞うご期待!!

2021年を振り返ってみれば、コロナ禍で色々な制限があり、我慢を強いられることの多い一年でした。その中でも月一回の例会に参加し、10月に行われた「はま寄席」など楽しいイベントでも盛り上がりました。まもなく年が改まり、新年を迎えます。2022年は横浜歴史研究会も40周年。気持ちも新たに、皆さんファイト!押せ押せで行きましょう!