[’19定期総会・新春発表会・新年祝賀会]

会長が新しく変わりました。引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
平成23年1月以来8年の間、当会会長を務めました加藤導男が新年度総会をもって会長職を退任することになりました。会員各位並びに本会関係者の皆様にはこれまでのご厚情に深く感謝いたします。今後加藤は名誉会長として後進の指導に当たります。また次の4代目の会長には副会長木村髙久が新任いたしました。これまで通り変わらぬご愛顧、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

(第1部)2019年度定期総会開催

午後1時~2時10分
「つながる」「つなげる」をスローガンに、新しい時代の幕開けに横歴も新たなスタートを切ります。
1月8日(火)1時より、中区ホテルガーデン横浜において横浜歴史研究会定期総会が行われました。司会は上野隆千事務局長。
針靖人副会長の資格確認に続き、佐藤好子理事の開会の言葉で総会が開始されました。
先ず、加藤会長のあいさつがあり、引き続き御来賓の全国歴史研究会主幹・吉成勇さまのご挨拶をいただきました。
●第1号議案から第9号議案まで、議案ごとの説明・審議が進められ全ての議案について賛成多数で可決されました。(議案の内容は定期総会資料をご覧ください)
今回は会長の交代や4名の新理事就任等の重要議案がありましたが、満場一致をもって承認されました。
[新任役員]
名誉会長         加藤 導男(現会長)
会  長         木村 髙久(現副会長)
副 会 長        三觜 行雄(現常任理事)

理  事         北村 邦明
理  事        石井 昭徳
理  事        佐藤 猛夫
理  事         雨宮美千代
監  事        宮下  元(現理事)

総会参加者91名(会員88名、新入会員1名、ゲスト2名)
*本年度の活動計画は会員のページをご覧ください

(第2部)新春発表会

午後2時20分~3時40分
○竹村 紘一さん   演題 ・・・ 『 天下の大器と期待されながらも早世した蒲生氏郷』
総会後恒例となっている当会副会長の竹村紘一氏による新春講演。一昨年より『筑後立花宗茂』『越前朝倉一族』と続く戦国武将列伝はいま一つスポットライトが当たらない知る人ぞ知る名将を竹村氏が巧みに掘り起こします。江戸の前田百万石に匹敵する会津92万石の領主となる蒲生氏郷の生涯を堪能しました。最後にアマチュアが歴史研究に取り組む際の文献の取扱いについて教示いただきました。

(第3部)新年祝賀会

午後4時40分~7時10分
「つなぐ」をテーマにメッセージ
サムライの時代から150年、4つの時代を経て今年は新しい元号の年となります。日本にとって人口減少をはじめとする社会構造の変化を伴うかつて経験のない時代が始まる。横浜歴史研究会が今後も活気ある団体であるために「つなぐ」ことの大切さをメッセージ映像に表して祝賀会がスタートしました。司会は高尾隆理事。
新任された三觜副会長による開会の言葉に始まり、江戸の歴史研究会会長 高橋倭子様による新年のお言葉を賜りました。渡会裕一顧問の乾杯により祝宴を開始。

朗々と会場に響き渡る詩吟の調べ
一息ついたところから岳精流日本吟院の北村雄山氏に詩吟を吟じていただきました。初めは明治天皇の御製歌「あさみどり」、2曲目に李白の漢詩「静夜思」をご披露されました。途中、当会の会歌を即興で吟じられるなど、普段接する機会のない詩吟の世界にすっかり魅了されました。
●北村雄山氏のコメント
「吟じていて皆さんがしっかり聴き入っていただいているのが良くわかり、演者として感激しました。素晴らしい会にお呼びいただきありがとうございました」

フィナーレはみんなでつなぐに横歴の未来

会は楽しいカラオケタイムを経て終演に入る。全役員が登壇し新旧会長がしっかりと握手を交わし、花束を贈呈。参加者全員で会歌を斉唱、竹村副会長の言葉で祝賀会は終了しました。(レポート高尾)

 

 

[1月の入会者]
田代信太郎さん
藤本己子男さん

2月例会のご案内
2月例会は2月6日(水)横浜開港記念会館で1時から開催されます。
発表者は
長尾正和氏「大江広元と息子たち・一族の盛衰」、
蛭田喬樹「日本は九州出身?」、
堀江洋一「伝説に満ちた陰陽師 安倍清明の生涯」
です。
発表の概要は「例会のご案内」をご覧ください。