[横歴通信1月]令和5年度定期総会と新春講演会のご案内


(東京都羽村市阿蘇神社)創建は推古天皇九年(601)五月と伝えられ、領主武門の崇敬が厚く、平将門も社殿を造営したと伝えられる。以後藤原秀郷、三田掃部助定重もまた社殿を造営した。小田原の北条氏は永二十貫文の神領を寄せ、徳川家康は、二丁四方の馬場を寄進、神馬を放ったという。さらに家光公は十三石の朱印地を寄せ、代々家例とした。
新しい年がスタートします。心も新たに始まり始まり‥。

令和5年度定期総会と新春講演会のご案内

1月7日(土)午後1時~4時  会場/関内ホール(小ホール〉
・ 横浜市中区住吉町4-42-1 ☎045-662-1221
・ 横浜市営地下鉄「関内駅」9番出口から徒歩3分
・ JR「関内駅」北口から徒歩6分
・ みなとみらい線「馬車道駅」5番出口から徒歩5分

第1部 定期総会午後1時00分~2時10分
主な議題

(1) 令和4年度活動報告       (5)会報の発行について
(2)同上   会計報告        (6)役員異動
(3)令和5年度活動計画       (7)報告事項 表彰
(4)同上  予算案

第2部 新春講演会 午後2時30分~4時00分
演題 「関東大震災と横浜―被災者の記録を中心に」
講師・・・吉田 律人 先生(博士・歴史学)

1923年(大正12)9月1日午前11時58分関東地震が発生しました。
令和5年(2023年)は関東大震災(震源、神奈川西部、マグニチュド 7.9)
から100年の年になります。
東京(東京市)本所被服廠跡の火災による多数の犠牲者が出たことは知られるところですが、神奈川特に横浜でも深刻な人的、物的な被害が発生しました。
先人たちはこのような大災害とどう向き合ってきたのかを通してこれからの防災・減災を考える良い機会となると考えます。
年のはじめに当会会員の大多数が住む神奈川・横浜での過去の大災害の実態を認識し、個々人が災害に備える機会になれば幸いです。

略歴
・國學院大學大学院文学研究科博士課程後期終了 博士(歴史学)
・2013年 横浜開港資料館 調査研究員
・2015年~現在 國學院大學 文学部兼任講師
・2021年~現在 横浜都市発展記念館 調査研究員
・2021年~現在 横浜市ふるさと歴史財団 プロジェクトリーダー
著書・論文
・代表的著書に「軍隊の対内的機能と関東大震災-明治・大正期の災害
出動」
・人文・社会/日本史/日本近代史/軍事社会史に関する論文多数

講演会費 1000円
*総会のみ参加の方は会費は徴収いたしません。
*来年は関東大震災100年目にあたります。震災は東京に留まらず横浜にも甚大な被害を及ぼしたそうです。横浜人ならずとも学んでおくべきと思います。