[横歴通信4月]4.8更新

◎4月例会が開催されました。
4月8日(日)横浜開港記念会館206号室において4月例会が開催されました。
参加者は98名(会員88名・新入会員3名ゲスト7名)

例会に先立ち2月28日に亡くなられた当会会員間淵二三夫氏に哀悼の意を表し、黙とうを行いました。

◆加藤会長の挨拶
亡くなられた間淵二三夫さんは当会創設期からの会員で、古代史に卓越した知識を持っておられました。研究発表の質疑応答での厳しい質問は本会の名物でもありましたが、近年はずいぶん穏やかになられた印象でした。なお間淵さんの訃報はかなり時間を置いて関係者の方からの連絡で知ったという次第で、ご親族との連絡が取れず苦労をいたしました。ご高齢の会員の方は班長さんなどに連絡先を教えておいていただけると良いかと思います。ご冥福をお祈り申し上げます。
一つ嬉しいお話があります。昨年35周年記念の粗品として今年の卓上カレンダーを作り、会員の皆さんならびに当会へ賛助いただいた企業・団体さまへもお配りしました。その賛助企業の一つである戸塚の小野商店さんの会社に地元の金融機関の方が訪問した際、置いてあったカレンダーを目にして「私の祖父は以前この会の会長でした」ということになり、その方が前名誉会長でいらした八城さん(昨年12月ご逝去)のお孫さんということがわかりました。私もその方のお母さんである八城さんの娘さんに連絡をとり、突然の奇遇なつながりを喜び合いました。こうしたつながりの一つひとつが当会の活動を支えています。大切にしたいと思います。本日はホームページを通して5名の方がゲストとしてご参加いただき、すでに数名の方にご入会いただきました。ありがとうございました。
*「賛助企業・団体のご紹介」のページが加わりました。当会に友好的な企業・団体様です。会員のみなさんでご利用をいただければ幸いです。

◎【新会員】例会並びに例会後次の方々が入会されました。
時田栄子氏/武田収功(カズヨシ) 氏/奥住成晴(ナルシゲ) 氏/雨宮美千代氏

◎4月の例会発表者
発表のレジュメを後日「研究発表」に掲載します。
中島 賢治「江戸の蔵書家・刈谷棭斉とその時代」
村島 秀次「2泊3日の邪馬台国ツアー」
*発表者のプロフィールは「4月の発表者のご紹介」ページに掲載しています。

例会・イベント情報

◎5月例会は5月6日(日)に開催されます。
丸山雅子さん
演題「吾妻鏡に見る梶原景時追放の真相」
宮下 元さん(横浜歴史研究会 理事)
演題「石器時代の日本とホモ・サピエンス」
高尾 隆さん(横浜歴史研究会 常任理事)
演題「江戸庶民の憧れ・富士講」

5月のバスツアー参加申し込み締め切り!まだ参加枠あります。
今年の歴史散歩、バスツアーは幕末回天のカギを握った水戸家にちなんだ企画です。歴史散歩では江戸無血開城のキーマン山岡鉄舟、慶喜の墓所、バスツアーでは水戸家の墓所瑞龍山や水戸の弘道館などで光圀や斉昭、慶喜の足跡をたどります。光圀を敬愛していた斉昭、この二人の共通点はなんだかわかりますか?その答えは蝦夷です。答え探しのイベントにぜひご参加を!

◎会員の書籍『洒落倒し江戸300』 出版予定

当会常任理事 高尾隆氏が5月に書籍を出版します。題名は『洒落倒し江戸300』。室町幕府滅亡から明治5年までの江戸時代を含んだ300年を洒落と言葉遊びで覚える歴史習得書で、面白いエピソードや俳句・川柳・狂歌などを折りこんだ異色の本です。5月例会時に特価で販売いたします。*詳しくは「横歴書籍のご案内」を

6月の例会発表者決定!
発表は加藤会長と特別講演は埼玉城郭研究会副会長 冨沢英二氏の「埼玉の城郭とその歴史」です。*詳細は5月に発表いたします。

◎4月22日(日) 春の歴史散歩「谷中界隈に幕末・明治を偲ぶ」
JR山手線・京浜東北線 日暮里駅集合 小雨決行 事前申込み不要
*詳細はトップページ「’18春の歴史散歩」に掲載。

◎春の展示会イベント情報を更新「会員のページ」に掲載 面白い企画展示が出揃っています」

◎5月24日(木)・25日(金) 研修旅行・バスツアー「水戸徳川家ゆかりの地を訪ねる」1泊2日
近世においては徳川御三家の水戸徳川家が現在の茨城県中部・北部を治め、今でも当時を偲ばせる史跡が多く残っています。これらを地元歴史ガイドの案内で訪ねます。一方、筑波宇宙センターなど未来を開く施設もあります。また千葉・北総は格式の高い香取神宮と小江戸・佐原の情緒あふれる街並み・この地に住んだ伊能忠敬関連の一級品を展示した記念館があります。ご期待下さい。

1. 開 催 日 : 平成30年5月24日(木)~25日(金)
2. 集  合 : 横浜駅西口天理ビル前 午前7時40分
3. 募集人員 : 先着45名 申し込みは回答ハガキにて3月31日まで
(回答ハガキは参加・不参加にかかわらず全員返信お願いします。)
4.参 加 費 : 25,000円( 1泊2日・宴会・昼食2回・入館料等 含む )
参加費は4月例会時に持参または4月8日までに振込み願います。
5.宿泊場所 : ホテルルートイン水戸県庁前
茨城県水戸市千波町1953-1 TEL 029-305-0111
( ホテルは一人一部屋・希望があればツイン )
6.行程(事情により変更もあり) ( ⇒バスで移動・Gはガイド付き )
・1日目(5月24日)
横浜(8時00分)⇒ 守谷SA ⇒ JAXA筑波宇宙センター ⇒ 昼食 ⇒ 予科練平和記念館(G) ⇒ 西山荘(G) ⇒ 佐竹寺(G) ⇒ ホテル(宴会)
・2日目(5月25日)
ホテル ⇒ 偕楽園(G) ⇒ 弘道館(G) ⇒ 昼食 ⇒ 香取神宮 ⇒ 佐原散策・伊能忠敬記念館 ⇒ 海岸幕張PA ⇒ 横浜(18時50分頃)
見学場所ミニガイド
〇 筑波宇宙センター・・筑波研究学園都市の一画にある日本最大規模の宇宙航空開発施設。
〇 予科練平和記念館・・大戦末期、この地で訓練を受けた若者が特攻隊として散っていった。
〇 西山荘・・・・・・・・・・・・水戸藩2代藩主・徳川光圀の隠居所であり国の名勝・史跡に指定されている。
〇 佐竹寺・・・・・・・・・・・・かつてこの地を治めた佐竹氏の祈願所。ここの節なし竹が佐竹の名の由来。
〇 偕楽園・・・・・・・・・・・・金沢兼六園・岡山後楽園と並ぶ三大名園。徳川斉昭によって造られた。
藩校・弘道館は勉学修業の場、偕楽園は休息の場として設計された。
〇 弘道館・・・・・・・・・・・・徳川斉昭が開校した日本最大の藩校。複数の施設が国の重文となっている。
〇 香取神宮・・・・・・・・・・延喜式で神宮と記されたのは伊勢・鹿嶋・香取の三社だけ。旧格は官幣大社。
〇 佐原散策・・・・・・・・・・香取神宮の門前町。川沿いに土塀や江戸・明治の建物、別名・小江戸佐原。
〇 伊能忠敬記念館・・・・忠敬はこの地で酒造業を営む伊能家に婿養子として入る。資料館は一級の測
量展示物など充実していて時間を忘れる。伊能図や測量器具は国宝。
問い合わせ先:上野 隆千(たかゆき)(045-903-4703)

4月22日(日)長尾正和さんの講演が開催
前橋市で行われる第2回前橋藩主松平大和守家顕彰祭の関連イベントとして本懐会員長尾正和さんの講演が行われます。
第5回前橋四公教養講座
場所:前橋市臨江閣別館2F大広間 13:00~14:00*参加は事前申し込みが必要です。
「前橋藩・松平大和守家250年」
講師/『前橋長尾家の江戸時代』著者 長尾正和氏