秋没日=あきいりひ
今年は満月となった中秋の名月が見られました。前回、中秋の名月と満月が同日となったのは2013年なので、8年ぶりのこととなりますが、今年からは3年連続で同日になります。最近はご家庭でお月見のお供えをすることも少なくなりました。農作業に従事する人々は満月を豊穣の象徴とし、秋の収穫の感謝を込めて芋や豆などの収穫物を月に供えました。しかし、稲穂はまだ穂が実る前の時期であることから、穂の出たすすきを稲穂に見立てて飾ったと言われています。古くからすすきは神様の依り代とされ、また、すすきの鋭い切り口は、魔除けになるとも考えられました。そのため、お月見のすすきには悪霊や災いなどから収穫物を守り、翌年の豊作を願う意味が込められています。秋分の日は30度越えの真夏日となりました。秋といっても油断大敵!朝晩の寝冷えと熱中症にはご注意ください。
10月例会と日本の伝統芸能を楽しむ会 横歴「はま寄席」が開催されます。
来年度は横浜歴史研究会創立40周年を迎えます。40周年事業として企画が盛りだくさん、目白押しとなっております。新型コロナの感染者数も下がってまいりました。ホット一安心というところでしょうか。10月2日(土)に例会が、10月24日(日)に「はま寄席」が開催されます。ただしコロナ感染の状況によっては変更がある場合がございますのでご了承ください。
例会は10月2日(土)13時より開港記念会館講堂にて開催されます。
発表者 遠田 千代吉さん 演題 『二上山に偲ぶ 大津皇子山頂墓』
発表者 武田 収功さん 演題 『水銀の道 飛鳥池工房遺跡の出土品』
発表者 植木 静山さん 演題 『幕末、サムライ達の「北方領土交渉」』
*発表内容は「10月の発表者」をご覧下さい。
10月24日(日)日本の伝統芸能を楽しむ会 横歴「はま寄席」が開催されます。
令和3年度横浜歴史研究会 伝統芸能を楽しむ会 横浜歴史研究会2022創立40周年協賛
横歴「はま寄席」/落語・講談・祝い踊り
日時 令和3年10月24日(日) 13時~16時 受付・開場 12時
会場 横浜開港記念会館 講堂
ご家族・知人・友人をお誘いあわせの上、存分にお楽しみ下さい。